●821シリーズ
形は昔からかわらぬスタンダード型。
親指のパーツのつけ方が、穴の周りを縫い付けるため、ちょっとコツがいる。
生地が張り付く感覚が強い。
●832シリーズ
形は821と同じく直指のため、指周りの感じはほぼ同じ。
親指の縫い付け方が比較的シンプル。
カラーゴムの取り付けのステッチがとても複雑。
(糸に力が掛かるとつっぱった感じを受ける、糸切れするため、伸びの方向と直行するようにステッチが走っている)
●661シリーズ
湾曲型なので、直指より手の一体感がよい。
湾曲型の側面を縫い付ける(しかも内側は平ピケ縫い)作業が
かなり難しい作業。
手首の長さが短いので長袖に干渉しない。手首の自由度がある。
●711シリーズ
821シリーズと生地の種類が違うだけ。
しかし、指周りの生地の張り付きが弱い。
生地が薄いので、握ったものの感触も伝わる。
、、、と、ざっとこんなところでしょうか。
作り手側と使い手側の両側からまとめてみました。ちなみにひとつ前の記事でご紹介しましたスーパー822は指周りが、硬すぎて指がはいらない。
安心の強度。
といった感じ。同シリーズ内では色による差異はほとんど感じない。理屈の上では、染料が入っていない(=マイクロファイバー生地なら白)がやらかく、ほかの色は色の濃さだけ生地が硬くなっているはず。